うつ病からの再スタート|自分に合う働き方を見つけて事務職へ就職

アンカーネットワークサービス福祉事業部です。
「就職したい気持ちはあるけれど、体調に不安がある」
「自分に向いている仕事が分からない」。
そのような悩みを抱える方は少なくありません。

今回は、ディーキャリア平井オフィスで約1年間の訓練を重ね、
事務職への就職が決まったCさんのインタビューをご紹介します。
Cさんは利用開始当初、体調を整えることからスタートしました。

セルフケアや模擬業務を通じて自分の特性を理解し、
自分に合う仕事や職場環境を見つけていきました。
同じような悩みを抱えている方にとって、
就職までのヒントになれば幸いです。


Cさんプロフィール

  • 40代
  • 男性
  • うつ病
  • 通所期間:約1年

利用開始前は、家で過ごす時間がほとんどだった

Cさんは利用前、体調不良により自宅で休む時間が多い状態でした。

「頭もなかなか回らず、体を動かすことも苦手でした。
何に対してもやる気が出ず、
人との会話もYES・NOだけで終わることが多かったと思います。」

また、自分にどのような仕事が向いているのかも分からず、
将来への不安を抱えていました。
ディーキャリア平井オフィスでは、まず体調面を大切にしながら、
無理のないペースで社会復帰の準備を進めていきました。


就職に向けて取り組んだこと

まずは安定して通所することを目標に

就職活動を始める前に取り組んだのが、
生活リズムの安定と体調管理です。
Cさんはセルフケアチェックシートを活用し、
毎日の体調や気分を記録しました。

スタッフと振り返りを行うことで、

  • 調子を崩しやすいタイミング
  • 疲労のサイン
  • 回復しやすい方法

を整理していきました。

継続的な取り組みにより、
最終的には週5日の安定通所ができるようになりました。

模擬業務を通して自分の強みに気づく

ワークスキルコースでは、職場を想定した模擬業務にも取り組みました。

具体的には、

  • データ入力
  • 備品管理
  • 当番表作成
  • PCを活用した事務作業

などを経験しています。

その中でCさんは、

「同じ作業をコツコツ続けることが自分には向いている」

という強みに気づきました。

就職活動では「できないこと」を探すのではなく、
「自分の得意なこと」を見つけることも重要です。

PCスキルと職場で必要なコミュニケーションを学ぶ

訓練ではExcelやPowerPointも活用しました。
SNS記事作成の訓練ではAIツールも積極的に活用し、
業務効率化の方法について学ぶ機会がありました。

また、スキル面だけではなく、

  • 作業終了時の報告
  • 分からないことを質問する
  • 確認を依頼する

といった職場で欠かせない「報告・連絡・相談(報連相)」
についても実践的に学びました。


就職先を選んだ理由

Cさんはスタッフから紹介された求人をきっかけに応募しました。

魅力に感じたポイントは、

  • 長期的に働くことを目指せる環境
  • 就職後のサポート体制
  • 自分に合った業務を見つけられること

だったそうです。

就職後は障がいのある社員の配慮が充実した
サテライトオフィスでの事務業務を担当予定です。

業務内容としては、

  • 人事関連書類の作成
  • データ入力
  • 総務関連事務
  • 営業関連事務

などが想定されています。

見学時には、一人で集中しやすい職場環境も好印象だったとのこと。
仕事内容だけでなく、働く環境との相性を確認することも、
長く働くためには大切な視点です。


就職を前に感じていること

Cさんは現在の心境について、次のように話してくださいました。

「楽しみでもあり、不安でもあります。」

新しい仕事への期待がある一方で、

  • 本当にできるだろうか
  • 環境に慣れられるだろうか

という不安もあるそうです。

しかし、訓練の中で自分の疲れやすさや体調の変化について理解を深めてきたことで、

「これからも自分の状態を確認しながら、できることをコツコツ増やしていきたい」

という前向きな気持ちにつながっています。


Cさんの経験から見える就職までの準備

今回の事例から分かるのは、
就職への準備は応募書類作成や面接対策だけではないということです。
Cさんも利用開始時には希望職種が明確だったわけではありません。

まずは、

  • 生活リズムを整える
  • 体調管理の方法を知る
  • 自分の得意・不得意を整理する
  • 模擬業務で仕事との相性を確認する
  • 働きやすい環境を考える

という段階を踏みながら、自分自身への理解を深めていきました。

ディーキャリア平井オフィスでは、
一人ひとりの状況や目標に合わせた支援を行っています。

就職することだけを目的にするのではなく、
「長く安定して働き続けること」
を見据えてサポートしています。


支援員が感じたこと

Cさんの歩みを振り返ると、
日々の小さな積み重ねが大きな変化につながったことを実感します。
当初は体調面への不安が大きくありましたが、
セルフケアを継続し、自分自身の状態を理解する力を身につけていきました。
その結果、自分に向いている仕事や働きやすい環境を具体的に考えられるようになりました。

私たちスタッフにとっても、ご利用者が自分らしい働き方を見つけ、
就職という新たな一歩を踏み出されることは大きな喜びです。
これからも卒業後の定着支援を通して、
安心して働き続けられるようサポートしてまいります。


まとめ

Cさんは、体調を整えるところからスタートし、
約1年間の訓練を経て事務職への就職を実現しました。

今回の事例は、

  • まずは体調管理から始めること
  • 自分の強みを知ること
  • 働きやすい環境を見極めること

の大切さを教えてくれています。

就職に不安がある方も、一人で抱え込む必要はありません。
ディーキャリア平井オフィスでは、一人ひとりのペースを大切にしながら、
長く働き続けるための支援を行っています。


FAQ

Q1. うつ病がある状態でも就労移行支援を利用できますか?

はい。体調や状況に合わせながら利用できます。
まずは生活リズムの改善やセルフケアから始める方も多くいらっしゃいます。

Q2. Cさんのように事務職未経験でも就職を目指せますか?

可能です。
模擬業務やPC訓練を通して業務に必要なスキルを身につけながら、
自分に合う仕事を探していくことができます。

Q3. セルフケアチェックシートとは何ですか?

体調や睡眠、気分などを記録し、
自分の状態を客観的に把握するためのツールです。
体調管理や再発予防に役立ちます。

Q4. 模擬業務ではどのようなことを行いますか?

データ入力や書類作成、備品管理など、
実際の職場を想定した業務に取り組みます。
仕事との相性や自身の特性を確認する機会になります。

Q5. 就職後も支援は受けられますか?

はい。職場定着支援を通して、
働き続けるうえでの困りごとや体調面の相談などを行うことができます。

見学・相談のご案内

「働きたい気持ちはあるけれど、自信が持てない」
「自分に合った働き方を見つけたい」
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

アンカーネットワークサービスが運営するディーキャリア平井オフィスでは、
就職に必要なスキルの習得だけでなく、
長く働き続けるためのセルフマネジメントや自己理解の支援も行っています。

見学・体験利用も受け付けています。
ご本人だけでなく、ご家族や企業担当者の方からのご相談もお気軽にお問い合わせください。

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☎ 03-6842-5111
🌐 ディーキャリア平井オフィス https://snabi.jp/facility/18874

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