コラム
セキュリティ確保のためには、監視カメラの設置・録画のノウハウが必要です
目次
ICT情報機器の処分を依頼するときには、データ消去作業をする場所のセキュリティが気になりますね。
監視カメラは、作業場所のセキュリティを確保する重要な要素です。
「監視カメラが設置されています」とうたわれていても、どのようなカメラがどのような要件で設置されているかがわからないと、本当にセキュリティが確保されているかはわかりません。
セキュリティを確保するための監視カメラの条件を、ポイントごとに見ていきましょう。
様々な事象を想定して、死角のない配置
まずは、監視カメラの配置。 監視カメラは設置にあたっては、死角が無いことが重要ですが、特に出入り口など、様々な人の移動がある場所でも、映像が切れずに確認できるように、十分に幅広く映像が確保できるように設置されていることが重要です。
アンカーでは、セコム株式会社様の監修のもと、様々な事象を想定したうえで死角が発生しないようにカメラを配置しています。
作業の内容まで確認できる監視カメラ
また、細かい動きが発生する場所では、ある程度詳細が確認できなければいけません。たとえば、作業エリアの撮影ではデータ消去エリアでは手元が見えるなどの要件を満たすことが重要です。
アンカーは、ここでもセコム株式会社様のセキュリティアドバイスを元に、すべての作業をカバーできる監視体制を構成し、継続して確認しています。
インシデント発生を見越した録画保存期間
何かのインシデントが発覚するのは、事象が発生した時でなく、ある程度時間がたってからというケースがほとんどです。録画した映像は、その際に確認できなければ意味がありません。
アンカーは、米国企業がICT処分の際に求められる国際的ガイドラインの「R2(Responsible Recycling)」の認証を取得していますが、このR2の最新バージョンv3では、録画期間に基準を設けています。
アンカーでは、このR2v3に則り、データ消去エリアにて60日以上の録画期間を有し、なんらかの疑義が発生した場合には、すぐに映像を確認できるように体制を整えています。
アンカーのカメラ設置をご見学ください
いかがでしたか?
これまで見てきました通り、監視カメラによるセキュリティは、カメラがあるというだけで安心ではありません。
ぜひ、どのような要件で設置しているか、しっかり確認をしてみてください。