コラム
データ消去エリアには、国際規格にそった試験合格者しか入れません
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昨今、データ流出の事故がよくニュースで聞かれます。
破壊の依頼を受けながら、リユース品として再生し市場に出したことが流出の原因になったなど、もってのほかですが、データ消去にはいろいろなやり方や手続きがあり、正しくプロセスを進めなければ、安心の消去、破壊とは言えません。
アンカーでは、正しい規格にそった正しいプロセスでデータ消去や破壊を行います。そのため、データ消去を行うエリアでは、国際規格を含む研修を受講し、社内試験に合格した社員だけが入出できるよう、徹底しています。
社員は、どういった内容を習得し、実践しているのでしょうか?
データ消去や破壊には規格があります
ドイツなど、海外では、ハードディスクやSSDなど、記憶媒体に関するデータ消去の方法や破壊に関する規格があり、その規格にそったものでなければ破壊を認められません。
アンカーは、海外企業の日本法人のお客様からもご依頼をいただいており、国際規格に準拠した破壊を行っています。
(国際規格については、別記事でご紹介の予定です)
データはさまざまなところに格納されています
データは、パソコンやスマホだけにあるとは限りません。ルーターなどのネットワーク機器も、お客様が設定した情報が含まれていることもあります。
アンカーには、ある程度情報が公開されている機器のほか、さまざまな機械の引き取りを依頼されます。なかにはハードディスク誕生以前など、古いため取扱に関する情報が見つからないものもあります。
アンカーでは、古い機器も多数取り扱っており、どの機械のどこにデータが含まれているか、熟知しています。ですので、データを取り逃がしてリユース、リサイクルすることはありません。
(さまざまな機器に格納された記憶媒体については、別記事で紹介の予定です)
データ消去にはプロセスがあります
お客様からお引き取りした品物は、そのままデータ消去や破壊を行うわけではありません。
お客様へのレポート手順がきまっており、事前の写真撮影、破壊後の写真撮影、データ消去の証拠データへのアクセス方法などをあらかじめ確認しておきます。
(データ消去の手順や、お客様への報告の仕方については、別記事にてご紹介の予定です)
ぜひアンカーのセキュリティをご覧ください
アンカーは、IT機器の引き取りをご希望のお客様に、データ消去のプロセスや破砕装置(シュレッダー)をご見学をおすすめしています。また、レポートサンプルなどもお見せしています。